DOXとは
迅速・確実な衛生検査を実現
近年、食生活を取り巻く環境の変化により、食品安全基本法ではリスク管理の重要性が問われています。
また令和3年よりHACCPに沿った衛生管理が完全施行され、HACCPに基づく衛生管理、または、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理によって、異物混入や食中毒菌汚染などの問題をすべての工程で管理し、更なる食品の安全性の向上が求められるようになりました。
衛生管理の1つとして、食品が清潔な扱いを受けたかどうかのバロメーターとなるのが衛生指標菌です。その食品にどのくらいの細菌がいるのかを検査するためには、専門知識が必要で手間と時間がかかります。菌は時間とともに増殖していくため、万が一、原料や製品、製造場所などに細菌が増殖していた場合、できる限り早く発見し、早急に行動を取らなくてはいけません。食品の衛生検査をできるだけ簡略化し、専門知識が無くても、簡単にそして迅速に検査ができるようにと、食品細菌自動検査システムDOXを開発いたしました。
食品の細菌数を自動測定する検査システム
食品細菌自動検査システムDOXは、下記の4つで構成されています。
DOXの特長
- 簡単
検体液と培地を
DOX装置にセットするだけ
- 簡単
- 迅速
コロニーは自動計測
目視カウント不要!
- 簡単
- 迅速
結果は
自動判定・自動記録
- 迅速
多検体の同時測定可能!
どのチャンネルからでも測定できる
操作性の良さ
- 迅速
生菌数が多いほど
結果が早く分かる!
10^5CFU/g 以上の場合、約6時間
- 一般生菌・大腸菌群・大腸菌の衛生指標菌と黄色ブドウ球菌やサルモネラ属菌を誰でも手軽に検査が可能!
- 生菌数を自動計測・自動判定・自動記録する検査システムで、測定結果は菌数の多い検体から順次判明!
- 検査の手間を削減することが可能で、気になるコストも削減!
- 測定結果はソフト内に保存されデータベースとしても活用可能!
結果が早く分かるため問題が起きたときに現場へのフィードバックや原因究明のスピード化が図れます。
また、検索機能の活用により検査結果の傾向を確認することができます。
すでに国内外の畜産、水産、農産、惣菜、製粉、製麺、菓子、給食、化成品など、幅広い業種で活用されています。